心の置き場

普段考えてることを記す

心を観る

気が引けたとき、辟易したとき、ついぞ弱気な言葉を口にしてしまいがちです。

ですが、弱気な気持ちを言葉にしたくなったときには気をつけなければなりません。自分から弱気を見せれば、たとえ心を観る力のない人でも、あなたの気持ちに気がつきます。その気持ちに気がつけば心は離れてゆきます。

 

人の心を観ることは難しく、また自分の心を観ることは尚難しいものです。

心を観ることは、手で隠した葉っぱを見るようなものです。さらには葉っぱの表側だけでなく、裏側は見えるでしょうか。

人の心を観るには、まず自分の心を観ることです。自分の心とて、その隠されています。まして、何も考えず裏側まで観ることはできないでしょう。

覆いを外し、心を見つめ、その裏側までも観られるようになれば、次第に人の心も観えましょう。

さすれば、世界は今と違って観えてきます。